カントリー家具のローチェストでナチュラルに
カントリー家具は、木材を使用してオイルやワックスで仕上げた家具のことです。 木材は、パイン、オーク、メープルなど。 パイン材は欧州赤松のことを指し、強度はそれほど高くはありませんが、よくしなり、加工しやすいのが特徴です。美しい木目がカントリー家具にナチュラルな風合いをもたらしてくれます。 オーク材は、重厚感があり、堅く、耐久性に優れています。特徴的なのは、木目の中に虎の斑紋のような虎斑(とらふ)が現れる事。この模様が重宝されカントリー家具の美しさを引き立ててくれます。 メープル材は、触り心地が良く、耐久性にも優れます。木目が少なく、白っぽいのが特徴。柔らかな雰囲気をインテリアに与えてくれます。 そのほかにも、カントリー家具にはクルミ、ウォールナット、タモなど、様々な木材が使用されます。それぞれ特徴が違い、テーブルやローチェスト、ベッドなど、目的に合わせて素材を選びましょう。 特に、ローチェストは、デザイン、大きさによってダイニングにも寝室にも置ける場所を選ばない万能な家具。小さく見えても収納たっぷりです。ローチェストは背丈が低いので、上をちょっとした飾り棚として利用しても。そのものの形が、ずんぐりとしているため、デザインと木材に拘ればインテリアとして十分機能する家具に。また、ローチェストは毎日触れるものです。ローチェストには汚れや傷が付きにくい木材を選ぶと良いでしょう。 カントリー家具は使い込むほどに味を増し、長く愛情をもって利用できます。
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