カントリー家具の様式で作られたカップボードの魅力
カントリー家具は木製の家具のことを指しますが、おもにオークやメープルなどの木材を加工したものが対象となっています。オイルやワックスで仕上げられた光沢は、カントリー家具ならではの美しさを象徴しています。中でも、アメリカンスタイルのカントリー家具には、パインの木材を加工してオイルを塗装しただけのシンプルな仕上がりとなっています。それゆえ、数多く種類のあるカントリー家具の中でも、飾らないスタイルが素材のぬくもりを表現しています。 カップボードは、キッチンに設置されるシステムとして組み込まれ、見た目だけでなく機能的にも優れている家具です。カップボードの最大の特徴と言えば、棚と戸棚の間のスペースには家電製品を置くことができ、部屋の空間を効率よく利用できるのが人気です。カップボードには、据え置き型・造り付け型の2種類があり、それぞれ設置方式が大きく異なります。造り付け型のカップボードの方が、床と壁に固定しているので機能的に優れ、オーダーメイドの家具でよく見られる様式となっています。 近年のカントリー家具には、日本人好みに改良を加えたジャパニーズアメリカンと呼ばれるブランドが確立されつつあります。顕著な例には、ハートや動物を形どられた模様が施されていることで、可愛らしさや遊び心満載のユニークなデザインに魅了されてしまいます。カップボードの商品にも、ジャパニーズアメリカンスタイルが余すところなく表現されており、キッチンが楽しく使えること請け合いです。
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