カントリー家具のオーダーで知っておきたいこと
パインやオーク、メープルなどの材種を用いて、オイルやワックス仕上で作られる家具にカントリー家具があります。カントリー家具は、日本においても海外の製品を購入することができますが、国内にはオーダーで対応をしている工房も存在しており、ここでは、素材の特徴を生かした非常にシンプルな、丁寧な制作が行われています。 カントリー家具をオーダーで依頼をする場合には、一般的な流れとしては、まず、連絡を入れることになり、オーダーしたい家具、サイズ、色、仕様などを工房に伝えることになります。この場合、専門的なことは伝える必要はなく、分からないことは工房がら提案等が行われるために、自分の希望する内容を伝えるだけで問題はありません。次に、仮見積が行われます。仮見積ではおおよその金額や納期が伝えられることになり、承諾をした場合には打合せに進むことになります。 カントリー家具のオーダーでは打合せが最も重要になります。打合せでは、通常、工房からラフスケッチか図面が提出されます。打合は必要に応じて繰り返し行われることも多く、当然、内容に合わせて見積りも提示されることになりますが、大切なことは、遠慮をしないで希望を伝えることがあり、必ず、納得をした上で判断をすることが重要となります。 打合せが完了すると工房は正式に見積書の提出を行い、ここで初めて制作に対してのゴーサインが出たことになります。 オーダーの代金は、制作するカントリー家具の大きさや工房によっても違いはあるものの、多くは、制作前の一括払い、内金払いの発送前までの残金払い、クレジットカード払いによる対応が設けられています。
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